越境ECの価格は、国内価格に送料を足すだけでは赤字になりやすいです。まず洗い出すのは、国際送料、関税や輸入時の税、決済手数料、返品の送料、梱包の追加費用です。販売国ごとに比率が異なるため、国別に表を作ります。
次に考えるのが、関税を誰が負担するかです。購入者が受け取り時に払う方式は、受取拒否や問い合わせが増えがちです。購入時に税込みで表示する方式は、価格が高く見えますが、受け取り時のトラブルが減ります。
為替も大切です。日本円建てで価格を持つと、円安時に現地価格が自動で動き、競合との差が変わります。更新の頻度や、価格を固定する期間を決めておかないと、毎週の価格変動に利用者が戸惑います。
最後に、返品とサポートの費用を見込みます。返品率を最初の数か月は高めに想定し、想定が外れた場合に見直す日を決めておきます。試験販売の期間に実績を取り、本格展開の価格に反映させるのが現実的です。