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海外拠点を開設する前に整える、IT台帳の作り方

拠点のIT環境を、担当者が変わっても把握できる状態に保つための台帳の項目と更新のコツを説明します。

海外拠点IT

拠点のITで最初に起きる問題は、何があるのか誰も分からなくなることです。現地で契約した回線、購入した端末、登録したサービスをまとめて確認できる台帳を、開設前に作ります。表計算ソフトで十分ですので、項目を決めて続けることが重要です。

台帳に載せる項目は、対象、契約者名、契約先、費用、更新日、管理担当、認証情報の保管場所です。パスワードそのものは台帳に書かず、管理ツールへの参照先だけを記録します。契約者が個人名義になっていないかも、必ず確認します。

更新の仕組みも決めます。新しいサービスを使う前に申請する、月に1回は本社と拠点で一覧を見合わせる、といった軽い決まりで構いません。退職時のアカウント停止も、台帳と照らして漏れを確認します。

運用が軌道に乗れば、台帳は費用の見直しにも役立ちます。重複したサービスや使われていない契約が見つかり、削減につながることがあります。半年に一度は棚卸しの日を設けると、無理なく続けられます。

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